法人概要


理事長あいさつ

   社会福祉法人東静会は平成28年(2016年)に設立し、DV被害者や被虐待児童などを受け入れ、深刻な状況にある母と子どもが、安心・安全で快適な生活環境を提供するために母子生活支援施設を建設し、平成29年度に運営を始めました。
   24時間365日対応できる職員体制で母と子どもを見守り、子どもには保育や学習を通しての支援と、母親へは相談や子育て支援をおこないます。母親は子育てのスキルを磨き、明日への生活の意欲の回復の場として、また子どもたちは、情緒の安定や大人への信頼の回復と学力の向上など未来に向けて力を蓄えていきます。厳しい状況にあっても母と子どもが離ればなれになることなく、共に生活をしながら危機を乗り越え、再び社会で自立した生活ができるように支援していく施設が母子生活支援施設です。
   また、施設の機能を活かし、子どもや母子に短期的な生活支援の場を提供と、子どもを対象にした夜間保育を行います。新しい法人ではありますが、利用者の最善の利益のために、精一杯努力していきます。
   今後ともご支援、ご協力のほど宜しくお願いいたします。

社会福祉法人東静会 理事長 大澤 正男


基本理念

社会福祉法人東静会 基本理念

1. 利用者の尊厳
利用者一人ひとりの思想や人格を尊重し、利用者の立場に立った質の高い福祉サービスを提供します。

2. 利用者への自立支援
利用者の持つ能力に応じて、自己実現できる自立した日常生活を営むことができるように支援をします。

3. 安心で安全な生活
利用者や家族が安心して安全な生活ができるよう支援します。

4. 地域との連携と社会貢献
地域住民または自発的な活動等と連携し、相互に協力し、福祉サービスを必要とする地域住民と利用者はあらゆる分野の活動に参加する機会が与えられるよう地域福祉の中心的な担い手としての役割を果たします。

 

経営指針

社会福祉法人東静会 経営指針

1. 地域との連携と社会貢献
地域との交流の推進を図り、対応困難な福祉サービスの供給を含め、地域のさまざまな福祉ニーズを充足するために積極的に社会貢献に取り組んでいきます。

2. サービスの質と職員資質の向上
利用者本位のサービスを実現するために、業務の標準化を図ると共に、品質の向上のカギを握る職員は研修と自己研鑽を通して専門性の向上に努め、業務を通じて実現します。

3. 福祉サービス第三者評価の受審
福祉サービス第三者評価を受審し、事業運営者は課題点を把握し、サービスの質の向上と、評価結果が公表されることにより、利用者の適切なサービス選択に資する情報となることから積極的に受審します。

4. 事業運営の透明性の向上
社会福祉法人は高い公益性と非営利性を備えた法人であり、その運営状況は地域住民や国民に対して説明責任を十分に果たす必要があります。そこで、現況報告、定款、貸借対照表、収支計算書及び財産目録についてインターネットの利用により公表します。

5. 苦情解決について
職員が提供する福祉サービスについて、利用者等からの苦情に適切に解決するための苦情解決の仕組みとして第三者委員を選定し、公平な立場で円滑に円満に苦情の解決にあたります。

6. 責任と権限の明確化
職員は能力に応じて事業活動を実践し、最善を尽くし、組織上の役割、権限、責任を明確化して、組織一体となって業務遂行にあたります。

7. 法令順守
職員は法令を順守し、高い倫理観を持って職場環境づくりに努めます。